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北朝鮮のミサイルが日本に落ちたらどうなる?目的や威力の範囲は?

投稿日:2017年5月27日 更新日:

2017年、北朝鮮は例年に比べて頻繁にミサイルを発射していますね。

特にここ最近はミサイルの精度も上がったことによって、それが日本に落下する可能性もかなり高まってきています。

そこで今回は北朝鮮のミサイルについて、その威力や発射する目的、日本に落下したらどのような被害がでるのかということについて取り上げてみたいと思います。

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ミサイル発射の目的は?

そもそも、なぜ北朝鮮はミサイルを発射しようとしているのでしょうか。

それには様々な理由があると考えられていますが、根本的な部分でいうと、

北朝鮮という国をアメリカに認めてほしい

という考えがあるからだと思います。

北朝鮮という国は現在、金日成→金正日→金正恩と親子3代続く世襲国家です。

最初の金日成は、軍事力によって朝鮮半島を統一しようという野望を持っていました。

当時は冷戦によって、朝鮮半島の南の韓国はアメリカ、北の北朝鮮はソ連が占領していたからです。

なので、ソ連を味方につけながら武力で南の韓国を統一しようとしましたが、韓国にはアメリカがついているので戦争で負けそうになりました。

しかし、北朝鮮側には中国も加わったので、負けることはなく北緯38度線を境に一旦戦争を休戦することにしました。

この朝鮮戦争は現在も休戦中なので、いまだに韓国と北朝鮮は戦争状態にあります。

しかし、当時北朝鮮の味方をしていたソ連と中国が、アメリカとの関係づくりによる価値観の違いによって仲が悪くなります。

そこで北朝鮮のトップである金日成は、ソ連や中国の影響から離れて独自の国家を作っていこうと考えました。

しかし、中国が1992年に、ソ連が1990年に韓国と国交を結ぶと、中立的な立場をとっていた北朝鮮は完全に孤立状態になりました。

なので、他の国から攻撃されても自分の身は自分で守れるように、北朝鮮は核開発をすることになります。

核兵器をつくったらそれを運搬する手段が必要なので、そのためにミサイルをつくることになりました。

北朝鮮は、朝鮮戦争がまだ終わっていなくて休戦状態のままの緊張状態にあるので、相手側(韓国)の味方についているアメリカという強力な国が、自分の国を攻撃してこないようにしたい。

そして、北朝鮮が軍事力を中心とした独裁政治をしていても、核兵器を持っている国だとしても、それをアメリカにも世界の国々にも認めてもらいたいのです。

2017年になり、北朝鮮は最近特にミサイルを頻繁に飛ばしていますが、それはアメリカの大統領がオバマさんからトランプさんに変わったこともきっかけとしてあるようです。

ミサイルを発射するのは、特に世界のリーダーであるアメリカに対して、北朝鮮という独自の国家を認めてほしい、というアピールの目的があるのでしょう。

ミサイルの威力はどのくらい?

北朝鮮のミサイルの威力はどのくらいなのでしょうか。

最近、発射実験に成功したとされている地中距離弾道ミサイルの「北極星2型」は、飛行距離は約500キロ、最高速度は560キロでていたようです。

その後日本海に落下していますが、専門家によると、北極星2型の最大射程距離は2000㎞を超えるだろうといわれています。

日本ではアメリカの米軍基地がある沖縄あたりにまで到達できるようです。

また、現在北朝鮮が弾道ミサイルが搭載できる核爆弾は、最大50kt(キロトン)といわれています。

日本でもアメリカによって核爆弾が落とされましたが、広島の原爆の威力は16kt級、長崎に投下された原爆の威力は20kt級といわれています。

なので、50ktというのはかなりの威力を持っているということになります。

広島の時は、爆心地の熱線被害は半径4㎞以内でしたが、50ktであれば半径約12kmの被害がでるそうです。

このまま北朝鮮がさらに開発を続けていけば、核爆弾の搭載量や飛行距離も伸びていくので、核が落下してきた場合はかなりの被害になることが予想できますね。

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ミサイルが落ちたら日本はどうなるの?

北朝鮮と日本はとても近いので、ミサイルを発射した場合は10分とかからずに日本に到達してしまいます。

迎撃せずにそのまま日本に落下した場合、例えば東京に落ちたとしたら、爆心地の6km圏内ではコンクリート建築が全て壊滅するので、その周辺にいた場合の生存確率は極めて低くなるそうです。

さらに爆心地から34km圏内でも、家のガラスが粉々になり、熱線による火傷の被害は相当なもので、すぐに処置をしなければ命が危ないとされています。

このように、日本に落ちた場合は相当な被害が出ることが予想できます。

対策としては、日本の迎撃ミサイルシステムがあります。

レーザーによってミサイルを感知し、イージス艦から迎撃ミサイルを発射するのですが、それでも足りない場合はパトリオット3(PAC-3)で撃ち落とすそうです。

命中率も非常に高く、ほぼ100%だそうです。

今後さらに迎撃システムの性能が上がってさらに安全性が高まるといいのですが、そもそもミサイルを発射させること自体を止めさせるための対策を、各国が協力し合いながら早急に考えていく必要がありますね。

武力ではなく対話で解決できるのが1番いいのですが。

北朝鮮や各国はどのように動いていくのか、今後も注目していきたいと思います。

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